2016年8月19日金曜日

きみっしょん2016【事務局総括】

きみっしょん2016ブログをご覧の皆様,こんにちは.
きみっしょん2016事務局長の「若」こと金澤です.

きみっしょんが終わってはや2週間が経ちました.
暑い日が続きますが,皆様いかがお過ごしでしょうか.
私たち院生スタッフは,きみっしょんという夢の5日間から,研究生活という現実に引き戻されたところです(夏休み?そんなものはありませんよ)

この記事は「きみっしょん2016の総括」として,以下の2点についてまとめます.
(1)きみっしょんを陰で支えてくれた方々の紹介
(2)事務局からの言葉

今年ははやぶさの前で集合写真

* * * * * * * * * * * * * * *

(1)きみっしょんを陰で支えてくれた方々の紹介

きみっしょん2016ブログではこれまで,院生スタッフの自己紹介をたくさん載せてきましたよね?
しかし,きみっしょんは院生だけで運営していたわけではありません.
当日だけでなく,コア会議,事前準備まで協力していただいた方々を紹介したいと思います.

まずは山村先生

言わずと知れたきみっしょんの校長先生
私たちコアスタッフが今年度のきみっしょんを運営していくうえで様々なアドバイスをいただきました.
きみっしょん当日も校長先生としての挨拶だけでなく,「ロッジのトイレが流れない!」というトラブルに奔走してくださったり,皆さんが当日使用していたマグカップも実は校長先生が毎晩洗ってくれていたんですよ...


続いて黒谷先生
奥列一番左が黒谷先生
コア会議ではムーミンのクッキーを差し入れていただきました!

一番古くからきみっしょんに関わっている先生で,本番中は穏やかな笑顔でミッション作成を見守ってくださいました.
お忙しい中,コア会議に参加していただいたり,きみっしょんに必要な備品を保管するための部屋を提供していただいたり,会場にあったきみっしょん図書の大部分は黒谷先生に提供していただいたものだそうです(私も気になる本が何冊かありました).

お次は花輪さん
奥列左から2人目が花輪さん
花輪さんいわく機体のコンセプトは「女子力」.(落下音は女子力皆無でしたけどね…)
宇宙教育センターの職員さんであり,山村先生の秘書さんでもあります.
きみっしょんの運営していくうえで必要な様々な事務を請け負っていただいております(いろいろとご迷惑もおかけしました…)
今年のきみっしょん,無事終了できたのも花輪さんのおかげです!


そして最後は山田さん
参加者の体調管理のために来ていただいた看護師さんです.
参加者の健康について,ちゃんとご飯は食べてるかとか,ちゃんと水分はとってるかとか,様々なことに注意を払ってくださいました.
(完全に裏方に徹していられたため,写真がありません…)

* * * * * * * * * * * * * * *

(2)事務局からの言葉

最後に,この記事の締めくくりとして,事務局からのメッセージです.

事務局長 若

きみっしょんという1つの「通過点」を通った皆さんは,この5日間できっとたくさんの「何か」を得たと思います(失ったものなど何もない!)
それは,論理的に考える能力だったり,自分の意見を効果的に伝える方法だったり,5日間をともに過ごした仲間だったり,様々だと思います.
この先,たとえ大きな困難にぶつかったとしても,この5日間で得た「何か」を武器に乗り越えて行ってください!

副事務局長 XふぇるみX

この夏、君は宇宙研で、宇宙を語り合える仲間に出会えた。
きっと、この先ずっと、君はこの仲間たちと切磋琢磨し、大学進学や就職や色々な場面で、支え合うことになるでしょう。
みんな、きみっしょんに参加してくれてありがとう!
このブログを読んでくれているかもしれない、今年は参加できなかった多数の応募者の皆さんも、宇宙研ときみっしょんは、いつでも君を待っている!!
これからも一緒に宇宙を語ろう

* * * * * * * * * * * * * * *

きみっしょん2016総括記事もこれにて終わりとなります.
ブログを読んでくださった皆様,ありがとうございました!
またどこかでお会いしましょう!

これから先も皆さんのご活躍を期待しています!

きみっしょん2016 事務局

2016年8月15日月曜日

SOLAR班 班長総括


どうも!
SOLAR班長いでしゅんです。

まず高校生のみんな、お疲れ様でした。
日常に戻って、部活や宿題に追われていることと思います。

宇宙研はというと、熱気のある台風が去った後のようです。
院生スタッフもそれぞれの研究に戻り、実験や解析に追われていることと思います。笑

さて、他の班のように、
   院生スタッフ紹介
   高校生紹介
   ミッション作成の流れ
   総評
というラインナップで僕も書いていこうかな!



   院生スタッフ紹介

SOLAR班の院生スタッフは、仲の良さにも勝ってチーム感が強かったですね。
一丸となってミッションに取り組む一体感が、高校生にも伝わってたらいいな。


では改めて、わたくし班長のいでしゅん


MPDスラスタという有人探査に向けた高推力な電機推進機を研究してます。
大学生の頃はX線天文学を専攻していたので、ASTRO班の議論気になってました、実は。笑



おやっさん


みんなのおやっさん、ぼくらのおやっさん。
抜群のキャラでみんなをどんどん巻き込んでく、院生スタッフのムードメーカー。
エッグランダーやお疲れ様会では、きっちり司会をこなす実力の持ち主!
SOLAR班に、そしてきみっしょんに笑顔をありがとう!



くろちゃん !

最終発表で流れたPV作成を担当。
きみっしょんを縁の下で支えてくれていました。
本当にお疲れ様!



まっとぅー


院生スタッフM1期待のホープまっとぅー!
高校生が寝た後も遅くまで先輩たちと議論を重ねたよね。
空き時間にはみんなに気さくに話しかけてまわる姿は印象的でした。



とばってぃ


無骨だけど熱い心の持ち主、通称とば。
終電ギリギリまで残って高校生のために尽くしてくれました!
あんまり表情には出さないけれど、一番名残惜しかったのは彼だったのかもね。



サリー

うちの紅一点サリー!
高校生の前では立派にお姉さんを努めてくれました。
毎日の宿直で、一番最後まで高校生の1日に関われたね。



ゲッツ

さあ、みんなで、ゲッツ!
トーマスの生き別れたお兄さん!ではなく、実は東大首席の強者。
論理的に高校生を導いてくれました。



はりー


SOLARのイケメン枠。
人懐っこい人気者で、量子力学が専門という井戸型ポテンシャル並のギャップの持ち主。
高校生も気軽に話せて楽しそうだったね!



くら



ソーラーセイルに精通するくらはSOLARきってのキレ者。
普段は気づかないようなポイントに切り込んでくれました。
これでまだ大学4年生というから驚き。将来楽しみだなーおい!



ジョニー


ギターが得意なジョニーさん!(某動画サイトで歌ってる人?)
アドバイスの全てが的確でした。さすが研究できる人は違う。
全体を俯瞰しながら細かい論理への指摘もしていただき、院生スタッフも勉強になった。



しょーりん



われらがしょーりんさん!僕達院生スタッフからしても良きお兄さん!
どんなときも笑顔と冷静な判断を忘れない姿勢は、宇宙飛行士みたいだなーと思ってた個人的に。笑
実は班長経験者で、高校生に翻弄されている僕を裏でサポートしてくれてた。



② 高校生紹介

続いてSOLAR班の高校生たちを紹介!


たこ


SOLARの元気娘。議論の各所でいろんな提案をくれるアイデアマン。(ウーマン?)
ちゃんと批判や否定もできる意思の強い子。空回りした時もあったけど、たこがいなかったら、あんな斬新なミッション思いつかなかったよ!

かじ


頼れるリーダー。いち早くメンバーの齟齬に気づいて、どうにかしなきゃと考えていたよね。でもまだその時はみんなをまとめる力はなくて。
この5日間で一番成長したんじゃないかな。




ゆう



姉御肌のゆうは、みんなの個性をちゃんと受け止めて、話を聞いてくれていました。
さすが生徒会長、器の大きさが違う。でも最初は宇宙宇宙したお堅い雰囲気に戸惑ってたんだよね。



かな



笑顔が素敵な宇宙女子!1年生ながら積極的に議論に参加してたね。緊張感張り詰める最終発表で、スマイルが見れたのは、高校生の中でかなだけだったはず。これは本当にすごいことだよ。




イッシー



クールでシャイだけど、内には熱い思いを持ってる頑張り屋さん。「宇宙開発に関わる”人”が好き」っていうのを聞いて、おれと一緒だってこっそり思ってた。日を増すごとに存在感が出てきて議論を楽しむ余裕も出てきてたんじゃないかな。



トーマス



SOLARの物語は、彼を中心に進んだといっても過言ではない。頭脳明晰で博学、根っからの宇宙好き。猪突猛進なところが玉に瑕。誰よりも宇宙が好きで誰よりも勉強してきたからこその自信。でも、”チームとして”何がしたい?って考えて、みんなと話し合うことを学んだね。円陣組みましょう!なんて言うと思わなかったよ笑




   ミッション作成の流れ

ではSOLARはどんな物語を作ってきたのか、
振り返ってみましょう。

1日目

宇宙研のある淵野辺駅に集合!


会議室では宇宙マグカップを使うことに!
では最初のかんぱーい!5日間よろしくねー!


まずは自己紹介!
SOLAR班は1人づつ前で名前を言うだけ、それだけ。
それからみんなで名前を叫ぶ!それだけ!
荒っぽいアイスブレークだったけど、意外と効果的だったのでは?笑


まずは院生。せーの、ゲッツ!


さあ次は高校生の番!せーの、かーじー!


 さて、いよいよ始まったね!
SOLAR班の議論のタネは、事前に調べてくれた「地上で活躍する最新技術」
それぞれ発表してみんなで共有。へーそんな技術があるんだねー。


 みんなの話を聞いた勉強家トーマスが専門知識を披露!



たこちゃんも負けずにアイデアを連発!
でもちょっとみんな置いてけぼり?


みんなの頭に???が溜まったところで、休憩!


かじは異変に気づいて相談しに来てくれたね。
このときSOLAR班のリーダーはかじだと思ったよ。


2日目

昨日は議論が発散してしまったので、テーマを人工衛星に絞ることに。
人工衛星を使って何かおもしろいことができないかと模索中。


本日のイベントその1、イプシロンロケットでお馴染み森田先生の講義!
固体ロケットの技術的な話だけでなく、学生時代のアツいおはなしも。
固まった頭をほぐしてくれました。


 院生スタッフのミニ講義。
SOLAR班のみんなは積極的に質問!
わからないことをわからないってちゃんと言えるのは、大事なことだよね。



SOLAR男子ズ。


 SOLAR女子ズ。


 衛星ビジネスの問題点を洗い出すためにブレインストーミング!
10分で思いつくだけ書く!



ここでかなが大活躍!誰よりも多く意見してくれました!


 グループ化してみるとわかりやすいねー
 技術とビジネス、問題が山積。


トーマスが一生懸命解決しようとしてくれてる。
でもみんな浮かない顔。これを使って何がしたいんだっけ?
他の班は順調(?)にミッション作成を進めているのに、僕たちは何もなくなっちゃった。


 ここで院生スタッフからの質問。
「みんな、きみっしょん参加が決まった時、どんなことを考えてた?」
トーマスは技術改革、たこは宇宙を使った企画、ゆうやかなは移住や植物の宇
宙栽培を考えてたんだね。みんな思い描くことがバラバラだったんだ。


じゃあ、”チームとして”やりたいことは何?きみたち6人で何をやり遂げたい?
たくさん出たアイデアや事前課題の中で、みんなが気になってたもの。
それは、「オリンピック」そして「衛星データ」



ミッションには背景・目的・手段という3要素があるけれど、実はもっと大事なことがもう1つ。
それは、”理念”だ。



2日目、バラバラだった6人が1つの理念を共有した。
「衛星データを使って宇宙でエンターテインメントをより多くの人へ届ける」
目標はオリンピックの開会式だ。衛星でどんなエンターテインメントができるだろう。






3日目

チームとして一から再スタートしたSOLAR班。
みんなの力を1つにすれば、なんでも出来る気がしてきたね。
そこで話し合った結果、、


なんと、月面にプロジェクションマッピングをすることに!


かじはすっかりリーダーとしてみんなを先導できるようになったね!


中間発表も無事やり遂げました。


一致団結した高校生に、院生スタッフは安心。
でもちょっとさみしそう?笑



4日目

いよいよ最終発表の日!
議論も大詰め!みんなの集中力は、途切れるどころか更にアップ!


 グループに分かれて調べ学習。こちらはオリンピックについて調べてます。
ほんとの姉妹みたい。笑


こちらは技術についての調査。電力の計算中。


みんなほんとによくまとまったねー、と院生スタッフも感心。




調べたことをまとめて、プレゼンとしてまとめます。


最終発表に向けて他の班も最後の追い込み!
SOLAR班は一番早くスライド作成を終えて、発表の練習!


そしていよいよ最終発表、、!


  
お、終わった。


おつかれさまー!
みんなよくがんばったね。
SOLAR班、ほんとに良いチームだった!


一流の研究者の方に興味を持っていただき、
お疲れ様会でお話することに! 
 座談会。
楽しい夜だったねー
  


5日目
最終日。
最後は報告書をみんなで作成。
さすがのチームワーク、あっという間に完成!



修了証をもらってみんな嬉しそう。それに誇らしげだね。



さあ、お別れだね!
院生スタッフからのサプライズ!SOLAR班のシンボル、パネルを螺旋状にカットしてプレゼント。
みんな尖ったキャラだったけど、こんなにも綺麗に合わさったんだよね。


それと、寄せ書きも!
院生スタッフみんな、裏のブースで感傷に浸りながら書いてたのが印象的だった。



また会う日まで!ほんとに楽しかったよ。


班長の特権は、最後まで高校生たちと一緒にいれること。
また天文学会のJSで会おうね。




④ 総評

”Risky to change.
Riskier not to change.”

宇宙飛行士ジョン・ヤングの言葉です。
変わることは危険を伴うけれど、変わらないことはもっと危険だよ、ということ。
感情論ではなく、冷静にリスクを評価しているところが宇宙飛行士らしくて僕は好きです。


知識やアイデア、経験。
それぞれに素晴らしい経験をしてここに集った6人です。
だからこそ自信があるし、衝突もする。

僕たち院生スタッフは初日、そんな光景をみて、みんなをとことんぶつからせることにしました。
ミッション作りなんかよりも、みんなの成長が見たかったから。
まあそのせいで2日目に議論が発散しちゃったんだけど、ごめんね。笑

だから、たった5日間でこんなにも変わったSOLAR班のみんなを誇らしく思います。
辛かったけどよくがんばったね。ほんとにいいもの(のタネ)ができました。
それは最終発表での質問の多さに表れていたはず。


難解な数式や用語を覚えることも、自分の好きな研究をすることも、そして順調にミッションを作ることも、実はそんなに難しくないのかもしれません。

僕たち院生や大人たちだって困難する、本当に難しくて、本当に大事なこと。
それは、「チームで1つのものを創ること」

きみっしょんだけじゃなくて、、普段のクラブ活動、文化祭や体育祭、共同研究、会社のプロジェクト、国の事業。みんなのまわりにも、みんな自身も、取り組んでいることなんじゃないかな。

あ、そういえばSOLARは6人とも将来の夢がバラバラだったね。笑
エンジニアや研究者は勿論、プランナーや会社員。

これからは宇宙開発の裾野が広がって、より多くの人が宇宙に携わることになると僕は思います。
将来、いろんな分野に散らばったみんなが、それぞれのチームでいいものを創り、様々に宇宙に貢献することで繋がっていられたら、それは素晴らしいことだと思います。


いつかのオリンピックで、月のプロジェクションマッピングがみれるといいね。
いや、みせてくれるのかな?笑


ではまた会う日まで!

5日間ほんとにお疲れ様でしたー!


  SOLAR班 班長いでしゅん